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オタクが嫌いな荻上です。
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卒業式があった。
笹原さんたちとの、別れの儀式だ。

春日部さんは袴姿だった。
すごく似合ってた。
大野さんは在籍組なので、袴じゃなかった。
春日部さんが「着ればいいじゃない。ある意味コスプレでしょ?」なんて言ってたけど、そういうのとはちょっと違うらしい。
私にはよく分からない。
笹原さんと高坂さんはスーツ姿だった。
高坂さんは黒のスーツがとてもサマになっていた。
こういう言い方は失礼かもしれないけど、夜の仕事が似合いそうな格好だった。
笹原さんは、うん、普通。
実に笹原さんらしい格好だった。
笹原さんの妹も来てて、その子にちょっとからかわれた。
腹が立ったけど、これくらいで怒ってるようではこれから先うまくやっていけないと思って、ガマンガマン。

その後、着替えやらなにやらで一旦解散となった。
私と笹原さんは、笹原さんの「野暮用」で部室へ。
大野さんも部室に行くはずだったんだけど、お手洗いに寄るって言って途中で別れた。
それで、まあ、その「野暮用」自体は別にどうでもよかったんだよね。
お気に入りのエロ同人誌がどうとか、そんなこと今更気にしていたら身がもたないし。
問題は、私に関することだ。
実は今日は、ちょっと身だしなみに気を遣ってきたのである。
髪型はもちろんのこと、服装だっていつもよりは気合を入れてきた。
笹原さんにもらったペンダントだって身に着けてた。
そのことにすぐに気付いてくれなかったことが、少しショックだったんだ。
「何か忘れてないですか?」って聞いたら気付いてくれたけど、そんなのもう遅い。
見てすぐ気付いてたって言ってたけど、絶対ウソだ。
だったら「あ、そっか」なんて言葉、出てこないはずだ。
……でも、そういうところが、笹原さんの笹原さんたる所以だったりするのだ。
だから、許すことにした。

入学当初のことを思い出していた。
あの頃の自分に「笹原さんと付き合うんだよ」と言っても、絶対信じないだろう。
人生なんて、何が起きるか分からない。
あれから本当に色々あった。
私がここで過ごした時間は笹原さんの半分だけど、それでも色々あった。
そんなことを考えてたら、なんだか気分が高揚してきた。
笹原さんの隣に行って、私は言った。
「早くしないと大野さんが来ます」
笹原さんは驚いたけど、すぐに私の肩を抱いて、自分の方に引き寄せた。
そして、いざキスしようとしたときだった。
異変に気付いたのは笹原さんだった。
「大野さんトイレにしちゃ長すぎねえ?」
言ってすぐに窓の外に振り向き、笹原さんは携帯を取り出す。
次の瞬間、高坂さんが電話に出ながら、視線の先から姿を現した。
そこには、さっき別れたはずのみんながいた。

そう。大野さんたちは別室から、私たちのやり取りを盗み見ていたのだ。

その後の私はものすごく不機嫌だった。
もう慣れたと思ってたけど、やっぱりこういうイタズラは好きになれない。
最後の最後にこんなことしなくてもいいのに。
とにかく不機嫌で仕方がなかった。
額にはいくつも青筋が立っていたと思う。
そんな私に向かって、大野さんは言った。

「どうしよう……、荻上さんに次の会長をお願いするつもりだったのに……」

急だった。
あまりにも急だった。
いや、こういう場だから出てきて当然の言葉なのかもしれないけど、心境的には突然のことだった。
私は会長になんてなりたくなかった。
ふさわしい人材だとかなんとか言われても、嫌なものは嫌だった。
もう本当に嫌だった。
けれど、それでも引き受けることにした。
そのときの私は、もうほとんど開き直っていた。
引き受けるかわりに、会長の権限は全て使い切るつもりだった。
「とりあえず大野先輩はコスプレ禁止」って言ったら、この世の終わりみたいな顔をした。
もちろん冗談だったけど、これは大野さん用の反撃に使えるかもしれない。
追い詰められたときにはこの手でいこうと、密かに思った。
そんな私の会長としての最初の仕事は、みんなを追い出しコンパへ向かわせることだった。
別れと、新しい出会いのための儀式の、締めくくりとしての祝宴が始まろうとしていた。

この2年間、いろんなことがあった。
これからもたくさんの出来事が待っているのだろう。
そのことを想像しただけで胸は高まる。
楽しいことだけじゃない、悲しいことだってたくさんあるかもしれない。
それでもどんな出来事だって、いずれ笑って話せる思い出になると、私は信じている。

未来のことに想いを馳せながら、ひとまずは筆を置くことにしようと思う。
この日記を書くことで、私自身は何かが変わっただろうか。
今は分からない。
分からないけれど、私は明日に向かって歩き続ける。
がむしゃらに精一杯、自分の足で歩き続ける。

今までこの日記を読んでくれた全ての方に感謝したい。
皆様に少しでも何かを感じてもらうことが出来たのなら、それで満足だ。
ありがとう。
そしてまたいつか、会える日を信じて。


現代視覚文化研究会 会長  荻上千佳

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笹原さんからのお返しは、丸い宝石のついたペンダントだった。
値段は分からないけど、そこそこありそうな物だった。
もっとオタクっぽい物をくれるんだと思ってたから、意外だった。
そんなに期待してなかっただけに、驚きは大きい。
……ウソだ。ちょっと期待してた。
笹原さんならこういう物をくれるかもしれないと、心の片隅では思っていた。
素直に嬉しい。
それでも、私なんかコンビニで買った物だったから、このお返しはちょっと申し訳ない気がした。
だから、逆にお返し代わりに一つ、私からあげようと思ったんだ。

コスプレでしようって、私から言い出した。

笹原さんはびっくりしてたけど、戸惑いながらもうなずいてくれた。
コスプレでするなんて、これが最初で最後だろう。
本当は乗り気じゃなかった。
でも、それで笹原さんが喜ぶのなら、この一度だけなら、構わないと思った。

というわけで、笹原さんとコスプレでした。
ちょっと楽しかった。
新しい何かに目覚めそうだった。
衣装は大野さんから無理やり貸し付けられていた物を使用した。
もちろん、汚さないように細心の注意を払った。
なんのコスプレだったかは、ご想像にお任せする。
というか、さすがにそれは言いたくない。

その後、特に何もせず二人でのんびりと過ごした。
こうしてゆっくりできるのも、これが最後かもしれない。
笹原さんの卒業が、もうそこまで迫っている。

朽木が「昨日撮った写真を見せろ」とわめいていた。
そんなこと春日部さんが許可するわけもなく、しばらく二人の言い争いが続いていた。
やかましかった。(主に朽木が)

斑目さんが手を洗いに行ったっきり、しばらく経っても帰ってこなかった。
直感的に何かを感じたのだろう。
春日部さんが席を立ち、みんなでその後に続いた。

校舎の隅で、サングラスとマスクを装備した大野さんが、大きめの封筒を斑目さんに渡そうとしていた。
私たちの姿を見た大野さんは、その封筒を後ろ手に隠そうとしたけど、うっかりして中身がこぼれた。
春日部さんのコスプレを撮影した写真が大量に散らばった。
春日部さんは驚き、慌てて拾おうとし、斑目さんを見て青ざめ、目に涙を浮かべ、

大野さんを思いっきり殴った。

春日部さんが暴れている間、私と笹原さんは、写真を見に行こうとする朽木を止めていた。
私たちらしい、春のひと時だった。

こうして騒げるのもおそらく最後だろう。
卒業式まで、あと10日もない。
別れの日が、もうそこまで迫っていた。

昨日、大野さんと春日部さんの合同コスプレ撮影会があった。

以前言ったように、大野さんはコスオタである。
そのこと自体は特に問題があるわけではない。
自分だけで楽しむ分には何も不満はない。
周囲を巻き込もうとするからタチが悪いのだ。
大野さんのせいで私は何度か被害に遭ったし、今でも常にその脅威にさらされている。
けど、春日部さんが受けたそれに比べればまだかわいいものだろう。
春日部さんはオタクではない。
当然、コスプレに対する抵抗は私以上にあるはずだ。
もちろん二人は友達同士だし、私の知らない部分もあるから一概には言えないけど、それでもあのげんなりとした表情を見れば、この撮影会をどんな気持ちで迎えたのかということも分かるというものである。
春日部さんは卒業するときに、まとめてコスプレをするという約束をしていた。
「そのとき」がやってきたのだ。

会場は大学の会議室を借りた。
関係者だけでの開催というごく小規模のものだが、衣装の量はハンパなものではなかった。
その数、ダンボール箱にして15箱。
半分は大野さんの分らしいけど、それでもすごい数だ。

撮影は田中先輩が行った。
田中先輩はサークルのOBで、大野さんの彼氏だ。
彼も同じくコスオタなのだけど、どちらかというと作る方に楽しみを覚えるタイプの人だ。
当然、大野さんとの相性は良く、二人が付き合うのは当然のことだと言える。

この日は斑目先輩も来ていた。
斑目先輩も同じくサークルのOBで、先々代会長、つまり笹原さんの前に会長職に就いていた人である。
大野さんを除けば、この場にいる誰よりもこの撮影会を楽しみにしていたと思う。
春日部さんのコスプレを見れる、最後の機会だったから。
実際には、私たちも全員立ち入り禁止で、大野さんと田中先輩以外その晴れ姿を堪能することは出来なかったんだけどね。
個人的に、斑目先輩には本当にお世話になった。
彼のおかげで私は笹原さんと付き合うことになった、と言っても過言ではない。
いや、ほんとーに。

撮影後、会議室からぐったりした春日部さんとテカテカした大野さんが出てきた。
対照的な二人の姿は、今でも脳裏に焼き付いている。
大野さんは嬉しそうにしていたけど、すぐに目に涙を浮かべて、春日部さんとしばらく抱きしめ合っていた。
私なんかが入り込めない、二人だけの思い出をかみ締めあっていたのだろう。
ちょっと悔しかった。

それはおそらく、嫉妬だったんだと思う。
今日の夜、昨日のことについて笹原さんにちょっとグチった。
そしたら、私はもうコスプレをする気はないのか、なんてことを尋ねられた。
即座に否定できなかった。
迷ったけど、つい口から「笹原さんがして欲しいのなら」という言葉がこぼれていた。
尋ね返されたけど、もうそれ以上は答えなかった。

ジャンプコミックスをいくつか購入した。

「るろうに剣心完全版」第17巻、第18巻:
今回も「再筆」は絶好調だった。
無名異がム・ミョーイて、ついに国籍まで変えちゃったよ。
外印は「覆面を取ったら美形だった」という設定を一度やってみたかったんだと思う。
「再筆」ならではの遊び心。
高荷恵は、うん、普通。
他にもオマケとして「時事随想拾遣」と「設定秘話拾遣」という小冊子が付いていた。
「時事随想拾遣」には元のコミックス版に書かれていた和月先生のフリートークが、「設定秘話拾遣」には同じくコミックス版に書かれていた登場人物制作秘話が、まとめて収録されている。
今回は上巻だけで、来月に出る19巻、20巻に下巻が付いてくるみたい。
こういうのは古本屋では手に入らない可能性もあるから、気になる方は書店か通販で買うべきだと思う。
もちろん私は集英社の回し者ではない。

「テニスの王子様」第37巻:
お笑い対決、究極のパワー対決を完全収録。
高度すぎて誰もついてこれないお笑いバトルは、読者さえ置いてけぼりにする破壊力。
そしてもはやテニスをする気すらない究極のパワー対決は、人が客席まで吹っ飛ぶ人外バトル。
これはある意味永久保存版だと思うので、気になる方は今すぐ買うべきだと思う。
もちろん私は集英社の回し者ではない。

「ユンボル」が最終回だった。

「そして建設へ――」

すごいサブタイトルだ。
どうしてこんな面白い漫画が打ち切りなんだろう。

ラスボスであるゲンバー大王の死因が過労死。
どうしてこんな面白い漫画が打ち切りなんだろう。

遺言が「世界の工事を頼んだぞ」
どうしてこんな面白い漫画が打ち切りなんだろう。

残念だ。

一日中笹原さんと一緒にいた。
最近はずっと忙しくてご無沙汰だったので、めいっぱいした。
回数は覚えてない。一日中してた。
かなり疲れたけど、満足できた。
お互い上手くなってきた、と思う。
でももっと満足したいし、満足してもらいたい。
頑張ろう。

「コードギアス 反逆のルルーシュ」第19話の感想:
スザクは男の子にしか興味がないから、カレンの裸なんてなんとも思ってないんだ。
ユーフェミアの騎士になったことだって、あくまでも出世のためだけなんだ。
いずれブリタニアを内部から変えたそのとき、ルルーシュを迎えに行くつもりなんだ。
でもその願いは叶わないんだ。
だってルルーシュには、オレンジさんがいるから!

原稿を郵送し忘れた。

なんていうこともなく、昨日のうちに無事投稿完了。
一安心したら眠くなって、帰ってからずっと寝てたので、今になってこの記事を書いている。
今週のジャンプをようやく読んだ。
やっぱり「ユンボル」が面白いと思う。

「さあ、働こうか」

「いざ尋常に、工事!」

名言だらけだ。
打ち切りなのかな。残念だな。
テニスが休載だったことも残念。
ともあれ、久々にのんびりした一日だった。
でも明日からまた忙しくなるかもしれない。
笹原さんの卒業が迫ってる。
やらなくちゃいけないことは、いくらでもある。

アフタヌーン投稿用の原稿が完成した。
疲れた。
最後の方は、笹原さんと大野さんにも手伝ってもらった。
笹原さんにはホワイト塗りやトーンをやってもらった。
フツーにこなせてつまんなかった。
大野さんは料理を作ってくれた。
フツーにうまくてつまんなかった。
とても助かった。
二人には本当に感謝している。
でも今はとにかく疲れた。眠い。
おやすみなさい。
オレンジさん!
オレンジさんが!
すごいことに!

修羅場中にこんな面白いものを見せられると困る。
集中できねー。

今週のジャンプ、とりあえず「テニスの王子様」だけ読んだ。
手塚部長、強すぎだ。
あんなサーブ誰が攻略出来るんだろう。
さすがは映画版で恐竜を滅ぼしただけのことはある。

眠い。
頭が上手く働かない。
でもまだまだ、ここが正念場だ。
引き続き、執筆作業再開。

晩御飯を食べ終えてから、今日が何日だったかを思い出した。
危ない危ない、完全に忘れてた。
笹原さんも何か言ってくれればいいのに、忙しいと思って気を遣ったんだろう。
あの人はそのあたりのことがちょっとずれてると思う。
まあ、そんなところも含めて、なんだけどね。
今から作っていたんじゃ絶対間に合わないので、諦めてコンビニへ。
せめて値段だけはということで、一番高い物を買った。
高いと言ってもコンビニで売ってるレベルなので、たかが知れてるけど。
電話で連絡してから笹原さんのところへ行って、謝りながら渡した。
笹原さんはいつもの笑顔で受け取ってくれた。
ほっとした。
本当はもっと一緒にいたかったんだけど、遅くなる前に帰った方がいいって言われた。
今日くらいはゆっくりしても構わなかったのに。、
でもあんまり押し付けて、はしたないと思われるのは嫌だったから、言う通りにした。
ウチまで送ってもらった。
別れ際にキスして、お風呂に入って、今この日記を書いている。
日付が変わる前に渡せてよかった。

さあ、原稿を描こう。
それが今、私のすべきことだ。

遅ればせながら、今週のジャンプを読んだ。
色々言いたいことはあるが、「ユンボル」のユデンの園は反則だと思った。
このネーミングセンスはすごい。
シンプルで分かりやすく、抜群のインパクト。
でも子どもには受けないんだろうな、きっと。
もうちょっと続いて欲しいな。

引き続き、原稿執筆に戻る。

ずっと原稿を描いていた。
身体が所々痛いけど、まだまだこれから。
笹原さんとも会ってないけど、締め切りが危なくなったらちょっと手伝ってもらおうと思ってる。

相変わらず「コードギアス」は面白い。
先週は色々あって見逃したんだけど、マオが退場前に何かやらかしたみたいだ。
キャラ名から「パオさんとの復讐」という映画を思い出した私は、あまりにもマニアックすぎるだろうか。
それはそれとして、ラクシャータの登場、藤堂の救出劇、ランスロットとのバトル、ルルーシュの動揺と、見どころ満載の30分だった。
ルルx藤堂は、アリだと思った。
次回はまた総集編らしいけど、これだけ面白かったら許せる。
久しぶりにオレンジさんが出てくるかもしれないしね。

夢の中に「コードギアス」のマオが出てきて、いきなり催涙スプレーを噴きかけられた。
避けようとしても、心を読まれてるから無理。
なんだこの夢。
おかげで朝早くに目が覚めてしまい、睡眠時間は二時間程度。
仕方がないからご飯食べてコーヒー飲んで無理やり頭を起こして、午前中はずっと原稿を描いてた。
その後、軽く昼食を取ったら急に身体が重くなってきて、横になったら日が沈むまで起きられなかった。
晩御飯を食べてお風呂に入って、今この記事を書いている。
この後はまた原稿を描く予定。

今週のテニスは財前君の空気の読めなさが際立ってた。
せっかくの一騎打ちなんだから邪魔しないでもらいたい。
乾先輩なんて、すでにラケット持ってないし。
ノート片手にデータ取る気満々だよこの人。
テニスする気ないよ。
うん、無我対決は派手で面白い。
理屈じゃない。

それはそうと、「ユンボル」は打ち切りの危機なのだろうか。
圧倒的工事力でなんとか乗り越えてもらいたい。

今日から漫画原稿の執筆に取りかかっている。
しばらくは更新がおろそかになるかもしれない。
テニスやコードギアスの感想は出来るだけ書いていきたいと思ってるけど、とりあえずは原稿優先。
今月中には仕上げる予定。描こう。

一昨日はサークルの部室で笹原さんにネームを見てもらった。
枚数は52ページ。
予想通り、読みにくいというのが彼の意見だった。
それだけなら私も感じていたことなので、やっぱりか、とそのときは思った。
でも笹原さんの意見はそれで終わらなかった。
ネームの構成そのものを否定されたのだ。
もし指摘されたところを直すとしたら、ほとんど全部ということになる。
つまり、全否定である。
これは、私が全否定されたも同然だったのだ。
少なくともそのときの私はそう感じた。
だからそこでブチ切れた。
酷い言葉を言って、その場でケンカ別れした。

だけど、考えてみれば悪いのは私の方だ。
そんなことは当たり前だ。
私のためを思って意見してくれてるのに、それに対してブチ切れるなんて、人としてどうかと思う。

「じゃあ笹原さんが描いて下さいよ!!」

我ながら最低なセリフだ。
漫画を描く人間として、一番言ってはいけない言葉なのに。

自分自身が情けなくて、一日中イライラしてた。
笹原さんとの関係も含め、もう何もかも終わりだとさえ思った。
だけど、身体の奥から湧き上がってくる衝動は抑えることが出来なかった。
漫画を描きたい。
その想いで胸がいっぱいだった。
だから笹原さんに言われたことを参考に、1からネームを練り直してみた。
怒りが大きな原動力となった。
自分自身への怒り。
徹夜で描き終え、再び見てもらった
今度は好感触で、素直に褒めてくれた。
もう原稿にしちゃっていいって言ってくれた。
調子に乗って、今度オリジナルで出す同人誌用のネーム(80ページ)も見てもらった。
これも一晩で描いたものだった。
さすがにちょっと引いてた。

その後、笹原さんと一回だけした。
事が済んですぐに、私は死んだように眠りに落ちたらしい。
目が覚めたときには笹原さんはいなかった。
それでも、私は温かい気持ちだった。
笹原さんがいてくれて、本当に良かった。

電話で一昨日のことを謝ったら、笑顔で許してくれた。
前よりもいい関係になれたと、私は信じている。

今は何も書く気分になれない。
アフタヌーン投稿用のネームが出来上がった。
明日笹原さんに見てもらうつもりだ。
自分では納得のいかない箇所が多く、多分描き直すことになるだろう。
それでも笹原さんなら見るべきところを見てくれるはず。
いい反応を期待したい。

最近の許斐先生は飛ばしすぎだ。
こういう人を天才って言うんだろう。
すごい。尊敬する。
他のどの漫画も、テニスの王子様の異常さにはついて来れないと思う。

でも冷静になってみれば、これ以外に方法はなかったとも思う。
今更スピードが武器な人なんて出てきても地味なだけだし、財前君だって他の天才キャラに比べたら存在感薄いし二番煎じな面は否めないし、乾だってもうやることは残ってないだろう。
盛り上げるためには手塚vs千歳以外になかったんだ。
それでも、「ダブルスの試合でシングルスをしよう」なんて発想、普通は浮かばない。
少なくとも私は想像すら出来ない。
仮に思い浮かんでも、それを実行しようなんて思えない。
この常識に囚われない「ひらめき」と、新キャラ二人を何の見せ場もなく切り捨てる思い切りのよい「行動力」があるからこそ、許斐先生は天才なんだ。
それを止めなかった編集の人も偉い。

確かに手塚のダブルスというのも見てみたかったけど、その場合、青学側の敗北が濃厚になるんだよね。
主に乾が足を引っ張るという方向で。
でもシングルスならどっちが勝つか分からない。
無我同士の対決は何が起こるか分からないから千歳にも勝機はあるし、ケガを克服した手塚が負けるところも想像出来ない。
何より、手塚のダブルス以上に、「百錬自得の極み」と「才気煥発の極み」の対決をこの目で見てみたい。
すごい漫画だ、テニス。常にテンションが右肩上がりだ。
この盛り上がり方からすると、四天宝寺戦が最終回になってもおかしくはないとさえ思えてくる。
決勝戦どうなるんだろう。
無我を超える何かもっとすごい力でも出てこないと、さすがにきついと思う。
まあ、「さすがにきついと思う」っていう展開を続けながら、何度も乗り越えてるからね、許斐先生は。
きっとなんとかなるのだろう。

あと、今思えばタカさんのお父さんの反応おかしいよね。
見てたのなら試合止めようよ。
青学の反則負けになってもいいから止めようよ。
息子が死にそうだったんだからさ。
「対戦相手を骨折させた息子を褒める」という時点ですでにおかしいけど。
というか、この人さっきまで自宅で寿司握ってなかったか?
いつの間に会場に来たんだろう?
それだけ試合が長引いたってことだろうか。

昨日の出来事:
テスト期間が終わったので、笹原さんと二人で遊びに出かけた。
本当はサークルのみんなと出かけるはずだったんだけど、予定が合わなかったんだ。
現在げんしけんに所属するメンバーは、私、笹原さん、大野さん、高坂さん、春日部さん、朽木、の6名。
今でも顔を見せるOBの人も加えるともっと増えるんだけど、とりあえず置いておく。
春日部さんというのは笹原さんと同じ学年の先輩で、わたしが尊敬する人の一人だ。
怖いときもあるけど基本的には優しい先輩で、入部当初から色々とお世話になっている。
実は高坂さんと付き合っていたりする。
春日部さんはオタクではないんだけど、彼氏である高坂さんがいるからげんしけんに入部したんだとか。
詳しい経緯については、なぜか話してくれない。
何か触れられたくないことでもあるのだろうか。
朽木は、朽木だ。それ以上でもそれ以下でもない。

で、そのメンバーの中で、高坂さんは仕事が入ってて、春日部さんも春から始める仕事の準備が忙しくて、それを聞いた大野さんが、せっかくだから二人っきりで出かければ?とかなんとか言って辞退して、朽木にも予定は中止になったって伝えちゃって、現在に至るというわけだ。
なんだか大野さんに気を遣わせてしまったみたいで、申し訳ない。
朽木に関してはグッジョブだけど。
まあ、この日は秋葉原に買い物に行くだけだったので、それほど大げさなことでもなかったんだけどね。
笹原さんとは前にも一緒に来たし。

笹原さんとのデートは楽しかった。
楽しかったけど、でも、みんなでどこかに出かけることって、もうないのかな。
もしかしたら初詣の日が、今のげんしけんメンバーで集まった最後の日になるのかもしれない。
笹原さんも、大野さんも、春日部さんも、高坂さんも、みんな四回生。
卒業が迫っている。
大野さんは後期入学なのであと半年在籍するんだけど、それでもあと半年なんだ。

そう考えたら少し寂しくなって、一人になるのが怖くなった。
そのことを笹原さんに伝えたら、今日はずっと一緒にいようって言われた。
この日の笹原さんは、私がかつて妄想した、強気攻めの笹原さんと重なって見えた。
お言葉に甘えて、笹原さんと一晩を過ごした。
だから一日経った今日、この日記を書いている。

「コードギアス 反逆のルルーシュ」第15話を鑑賞。
私が知る限りでは、テレビアニメの脚本というものは、本放送の三ヶ月前には仕上がってないと間に合わないのだそうだ。
うろ覚えなので断定は出来ないし、コードギアスもそれと同じスケジュールかどうかなんて、部外者には分からない。
でもいずれにせよ、時期を狙って放送する、というのはかなり困難だと思う。
誰にもメリットが無いからだ。
だからマオの行動については、単純にタイミングが悪かっただけだと考えていいんじゃないかな。
内容だけを見れば、狂気の演出が映画「ミザリー」を彷彿させてとても素晴らしかった。
何も問題なんて無いはず。

2クール目突入のテコ入れにしては、マオはおいしすぎるキャラだ。
私の方が彼に拍手喝采を送りたいくらい。
今週の放送を見てたら、マオは受け→攻めの変化より、攻め→受けの変化の方がしっくりくるような気がした。
調子に乗って攻めてたら、いつの間にか受けに回ってた。
おー、なかなかいいんでねーか?
この変化に対応出来そうなのは、やっぱりルル様くらいしかいないかな。
オレンジさんなら、オレンジxマオ→マオxオレンジが一番似合うかもしれないけど。
ちょっと本格的に考えておこう。

最近更新が滞っているのは決して書くことがないからじゃなく、テスト期間中だからである。
じゃあお前、テスト期間中に笹原さんと何してんだって話だけど、こればっかりは仕方がない。
でも明日は試験日なので、さすがに今日はしてない。
明日するだろうけど。
テストが終わったら、アフタヌーン投稿用のネームを書こうと思う。
完成したら笹原さんに見てもらう予定だ。

おー、タカさん生きてた。
しかも勝った。
勝つとは思ってたけど、この勝ち方は予想してなかった。
タカさんはシングルスだと、相手の人体を破壊することでしか勝てないのか。
すごい漫画だ。
会場の客席まで吹っ飛ばされるという非現実的な展開を見せておいて、骨折して棄権という現実的な展開でオチをつける、このギャップがすごい。
「逆に怒らせた殺される」このセリフが比喩表現じゃなく、実際に殺人が行われると思わせるようなテニス漫画、それがテニスの王子様。
すごい。

今週は「ユンボル」も面白かった。
この漫画の面白さにようやく気付いた。
工法の構えとか、「圧倒的工事力」とか、反則だと思った。


今日の出来事:
笹原さんと一回した。
笹原さんはどうやらコスプレでしたがってるみたいだ。
大野さんに相談してみるべきだろうか。



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HN:
荻上千佳
性別:
女性
自己紹介:
登場人物

笹原さん:サークルの先輩。前会長。彼氏。強気攻め。
大野さん:サークルの先輩。現会長。コスオタ。
高坂さん:サークルの先輩。ゲームが上手い。総攻め。魔王。
春日部さん:サークルの先輩。オタクではない。
斑目先輩:サークルのOB。とてもお世話になった先輩。総受け。
田中先輩:サークルのOB。健気攻め。
スージー:奴はとんでもないものを盗んでいきました。
朽木:朽木。
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